ここは古座川町の西川というところで和歌山県の南部、本州最南端潮岬のある串本から車で50分。山を登ったところにある、とにかくすごい田舎です。初めてここへ足を踏み入れた時は驚きました。まだ日本にこんな秘境がのこっているなんて。
ここの自慢は澄んだ空気と鮎やあまごが泳ぐ透き通った川、深い緑の山々…。大自然がそのまま残ったすばらしい里山です。冬には薪ストーブも大活躍。我が家は暖房・湯沸かしに薪を使い、米・野菜・果物もできる限り自分たちで作っています。
学校卒業後、旅行会社でOLをしていましたが退職後カナダのケローナへ留学。語学学校終了後、赤毛のアンの島プリンスエドワード島へ滞在し、自然の中で暮らす心地よさに気づき、大阪から憧れの田舎へやってきました。もうかれこれ19年になります。
主人は果樹栽培が趣味で、ブルーベリー・プラム・キーウィ・フェイジョアのジャムを少量ずつ作っています。パンやケーキを焼いたり、味噌や沢庵を仕込んだりと、田舎暮らしを楽しんでいます。